金賢姫からの手紙 [ 西岡力 ]
西岡力 趙甲済 草思社キン ケンキ カラノ テガミ ニシオカ,ツトム チョウ,カプチェ 発行年月:2009年05月 ページ数:246p サイズ:単行本 ISBN:9784794217097 西岡力(ニシオカツトム) 1956年、東京生れ。
国際基督教大学卒業。
筑波大学大学院地域研究科修了(国際学修士)。
韓国・延世大学国際学科留学。
1982〜84年、外務省専門調査員として在韓国日本大使館勤務。
現在、東京基督教大学教授。
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長代行 趙甲済(チョガプチェ) 1945年、日本生まれ。
46年、慶尚北道青松へ帰る。
釜山水産大学入学、軍隊除隊後、71年、釜山の『国際新聞』に入社、言論活動を始める。
74年、重金属汚染の追跡報道により第7回韓国記者賞受賞。
83年、『朝鮮日報』入社。
『月刊朝鮮』の編集長時代、同誌は北朝鮮の人権問題報道により、94年、寛勲言論賞を受賞。
96〜97年、ハーバード大学付属ニーマン財団で研修。
2001年、月刊朝鮮が朝鮮日報社から分社し、(株)月刊朝鮮の代表理事に。
現在「chogabje.com」(インターネットニュースおよび出版など)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) まえがき 金賢姫氏の証言で拉致問題の最大の謎が解けた/1 飯塚さん父子との面会(二〇〇九年三月十一日、釜山・国際会議場/韓国の人々は、面会をどう見たか)/2 北朝鮮の嘘、家族の愛/3 金賢姫からの手紙/4 沈黙、そして戦いの始まり(国情院へ宣戦布告するまでの金賢姫氏の心の軌跡/身を隠して、ひっそりと暮らす金賢姫氏と接触する/十五年ぶりに会った金賢姫氏への三時間のインタビュー) 二〇〇三年秋、大韓機爆破テロの実行犯、金賢姫元工作員の周辺で不審な出来事があいついだ。
小泉訪朝とほぼ軌を一にして展開した「金賢姫ニセモノ」キャンペーンが本格化したのだ。
以来、身を隠している金賢姫氏は、二〇〇八年十月、ついに沈黙を破り、韓国の前国会議員に一通の手紙を書いた。
それは、いまだに続く北朝鮮の情報操作を厳しく告発するものだったー。
飯塚さん父子との面会へとつながった金賢姫氏の手紙、著名な韓国人ジャーナリスト趙甲済氏による単独インタビューを収録。
面会までの日韓双方の動きを追い、「なぜ北朝鮮は生きている田口八重子さん、横田めぐみさんを“死亡”と言ったのか」という拉致問題最大の謎を、西岡力氏が解き明かす。
被害者の奪還に道をひらく最重要レポート。
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